コウヤハナゴケ 絶滅危惧 II 類 ハナゴケ科 Cladonia koyaensis Asah. 大きなスギの根本に生える樹枝状地衣類。基本葉体は淡緑黄色で密生し長さ1-3mm,平滑でまれに粉芽をつける。子柄は短く、長さ1-5mm,皮層はなく軟骨質。ウスニン酸とバルバチン酸を含む。日本特産種で和歌山県高野山と隠岐の島から報告されているだけである。何れもスギの樹幹基部に生育している。 コウヤハナゴケの分布図