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オオウラヒダイワタケ
絶滅危惧 I 類
イワタケ科
Umbilicaria muhlenbergii (Ach.) Tuck.
岩上生で、直径10cmを越える大形の葉状地衣。裏面の臍状体で基物に固着する。表面は茶褐色で凹凸があり、黒い渦巻き状の子器をつける。北米東部とくにアパラチア山脈と日本に分布している特殊な地衣で、日本では下北半島縫道石山山頂部に大群落があり、天然記念物に指定されている。地衣類で天然記念物に指定されているのは本種だけである。芦別岳、大雪山系でも発見されているが、いずれも数個体だけである。
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オオウラヒダイワタケの分布図 |
[生態写真]
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