オオツブミゴケ 絶滅危惧 I 類 ハナゴケ科 Gymnoderma coccocarpum Nyl. スギの樹幹や株もとに蘚苔類と共に生育する。小形の葉状地衣類、直径20cmに達するコロニ−を形成する。地衣体表面は灰緑色で平滑、裏面は類白色で長さ2-3cm。葉縁に褐色で小型の子器をつける。本種はヒマラヤ山地、中国からも知られているが、日本では屋久島の標高約800m付近のスギ原生林に生育する。地衣体は紫外線をあてると青白く光る。 オオツブミゴケの分布図