アオコとは?

 経済活動の発展にともなって、都市近くの湖沼や池では富栄養化が進み、藍藻プランクトンの大量発生が引き起こされるようになりました。それらが池や湖の表面に浮かび上がり、水面に緑色の粉を浮かべたような、あるいはペンキを流したような状態になることを「アオコ」と呼びます。

 この現象は、湖や池の水がプランクトンの大増殖によって赤色、褐色、藍色、緑色など、様々に色付く「水の華」のひとつに数えられます。

 アオコを作る種類の中にはカビ臭、肝臓毒、神経毒などの有害な化学物質を作るものがあり、レクリエーションの場としての水辺の環境を悪くするばかりでなく、湖水が水道の水源となっている場合にはさらに深刻な問題を引き起こします。

 これらの有害な物質を作る性質は、それぞれの種に特有のものであることがわかっているので、湖水中における藍藻の種の挙動を観察していれば、アオコの最盛期を迎える前に有害な化学物質の発生をある程度予測することができるのです。