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プロジェクトメンバー紹介

内田 正洋

氏名 内田正洋(うちだ まさひろ)
所属・役職 海洋ジャーナリスト
その他の
役職
(2017年現在)
日本カヌー連盟日本レクリエーショナルカヌー協会理事
(株)モンベル・カヌー&カヤックスペシャリスト
海上保安庁・海の安全推進アドバイザー
ジャパンエコトラック推進協議会理事
東京海洋大学講師(非常勤)
横浜市立大学講師(非常勤)
横浜国立大学講師(非常勤)
神奈川大学講師(非常勤)
三重大学講師(非常勤)
葉山サバニ倶楽部監督
専門分野 海洋ジャーナリズム
海洋カヌー研究(主にシーカヤック、サバニ、航海カヌー)
海洋リテラシー
海洋アウトドア(海洋環境)

自己紹介:プロジェクトでの役割・期待すること

経歴としては、大学では遠洋漁業学という変わった学問を専攻し、水産学士になりましたが、ご存知のように200海里の排他的経済水域という枠組みによって遠洋漁業は消滅しました。その後は、1982年から91年にかけてサハラ沙漠を横断するパリ・ダカールラリーの選手だったり、メキシコのカリフォルニア半島で開催されているバハ1000というデザートレースのライダーだったり、モーターサイクルジャーナリストとしても活動していました。
シーカヤックに出会った1987年からは、海へと回帰し、海洋アウトドア(海洋環境)を専門にするジャーナリストになりました。

このプロジェクトでは、3万年前の航海に関する舟もしくは舟以前の渡洋具と推進具の概念研究、航海実験の現場指揮や安全管理、漕手の調整などを担当しています。

プロジェクトに期待することは、ホモサピエンスがなぜ海へ進出したのかという根源的な動機を想像(創造?)することで、未来のサピエンス社会(子供たち)に対し、海から生まれる何らかの価値観が具現化され、さらには継承してもらえるものになるか、です。
要するに、これからの海洋教育、特に環境教育の実践に活かせるプロジェクトになって欲しいということですね。

ふだんの研究活動

シーカヤック漕法、サバニ漕法といった漕ぎの伝統をどう継承するかといった研究や、年齢による漕法の変化といったことも研究しています。

また、伝統的な航海術による航海が、現代社会にもたらす価値の研究や、カヌー教育の実践方法の研究といったこともやっています。

さらには、カヌーを活用した環境活動(アウトドア・アクティビティ)に関する研究といったものもあり、同時に執筆による広報活動が、どういう成果を上げるかといった研究も行なっています。

受賞歴

1980年 イラン・イラク戦争取材により日本テレビ局長賞
1982年 パリ・ダカールラリー2輪駆動部門総合優勝、市販無改造クラス優勝、マラソンクラス優勝
1989年 バハ1000クラス30 6位入賞

著書

「カヌースポーツ基礎」
海文堂2013年
「シーカヤック教書」
海文堂2009年
「海とオートバイ」
枻文庫2008年
「祝星「ホクレア号」がやって来た」
枻文庫2007年
「シーカヤッキング」
(監修)山と渓谷社2002年
「ザ・シーカヤッキング
マニュアル」
枻出版1998年
「シーカヤッカーズ・
ハンドブック北西太平洋版」
マリン企画1997年
「シーカヤッキングインジャパン」
CBSソニー出版1990年
「BAJA1000」CBSソニー出版1989年
「風を超えて」CBSソニー出版1988年
「褐色の無」永岡書店1986年
「JAPS WANT DESERT」1985年
「実用バイクツーリング専科」三栄書房1983年

関連ウェブサイト

http://www.upbooks.jp/uchida/(UP BOOKS&MAGAZINES)
http://www.japanecotrack.net/(ジャパンエコトラック公式サイト)
http://event.montbell.jp/plan/disp_data.php?event_no=N14DK0(モンベル:内田正洋のシーカヤック講座)
http://www.kaiho.mlit.go.jp/info/kouhou/post-312.html(海上保安庁)

好きなもの・気になるもの

シーカヤック、サバニ、打瀬舟(愛知型)、ポリネシア式航海カヌー

最後にひと言

日本という国家の枠組みに入る日本諸島(ヤポネシア)の島々には、世界的に見ると非常に特異で希有な海洋文化が存在しています。その文化研究は、実はほとんど世の中に知られていません。CANOEの語源が古代の日本諸島語だった可能性がありますが、反証もないため、ほとんど定説化していることも知られておりません。
3万年前の日本諸島の時代に遡ることは、そういった独特の文化の始まりに関わることであり、このプロジェクトが完遂した際には、世界での日本のポジションが大きく変わっている、そう確信しています。それがいつのことになるかは、もちろん誰にも分かりませんが。