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11/24 Eテレ「SWITCHインタビュー達人達」満島ひかり×海部陽介が 好評により、アンコール放送決定!

アンコール・本放送 12月16日(土)22:00~22:59(Eテレ)
アンコール・再放送 12月23日(土) 0: 00~ 0:29(Eテレ)(12月22日《金》24:00~24:59)

10/9 インスタグラムを始めました!フォローをお願いします。
9/12 プロジェクトメンバーの情報を更新しました。
9/1 寄付のお願い
6/12 竹筏舟の海峡横断テスト航海を行いました
5/29 【募集中】「台湾から沖縄県の島が見えるか?」
太古の航海再現に必要な情報を多くの方々から寄せて頂けるよう、情報提供の依頼を掲載しました。
3/17 沖縄・新潟地方でのテレビ放送が決定!
3/2 2017年より舞台を台湾に広げて、新たな実験活動を始めます
1/4 年末のテレビ番組として放送された 「日本人はどこから来たのか?」“実験航海”3万年前を徹底再現が、インターネットでも無料で視聴できます 詳しくはこちら!

「3万年前の航海 徹底再現プロジェクト」とは?

新たな発見:祖先たちは偉大な航海者だった!?

最初の日本列島人は、3万年以上前に、海を越えてやってきたことがわかってきました。
その大航海の謎に迫るために始動したのが、このプロジェクトです。

3万5000~3万年前に、突如として現われる琉球列島の人類遺跡。これは人類が海を渡り、遠くの島へ進出できるようになったことを物語っています。

想定される3万年前の地形と3つの渡来ルート

想定される3万年前の地形と3つの渡来ルート
(画像クリックで拡大します)
背景地図:GeoMapApp

琉球列島の主な旧石器時代遺跡と現在の黒潮流路

琉球列島と台湾の主な旧石器時代遺跡と現在の黒潮の流路
(画像クリックで拡大します)
背景地図:九州大学 菅浩伸 based on Gebco 08 Grid

偶然の漂流ではなかったはずです。多数の男女が集団で渡らなければ、島で人口を維持できません。さらに本州では、3万8000年前に伊豆の島から黒曜石を運び込んでいた証拠があり、当時から意図的な航海が行われていたことが明らかです。
沖縄の島への進出は、当時の人類が成し遂げた最も難しい航海だったに違いありません。数十から200 km以上に及ぶ島間距離に加え、世界最大の海流である黒潮が、当時も今のように行く手を阻んでいた可能性が高いからです。

証拠をもとに舟を復元し、実験航海。

わかっているのは、祖先たちは移住に成功したということ。わからないのは、どうやって来たか。

これだけの難関を突破した祖先たちは、どんな技術を持っていたのでしょう? 彼らの挑戦はどれだけ難しいものだったのでしょう? 太古の舟は遺跡に残っていませんが、その素材は草・竹・木のどれかだったと考えられます。私たちはそれらを試作して実験航海を行い、祖先たちの実像に迫ります。さらに当時の地理・海流、移住に必要な人数、帆の有無など、様々な研究を進めて3万年前の「徹底再現」を目指すのが、このプロジェクトです。それに取り組む多彩な研究者と探検家のメンバーは、こちらで紹介しています

これまでの実験と今後の予定

2016年:草束舟の実験(与那国島)

最初の実験で試したのは草の舟。与那国島に自生しているヒメガマという草を、ツル植物で縛って舟を作りました。そして男女の漕ぎ手が、時計やGPSを持たずに、風や星などから方角を読みとって西表島を目指すテスト航海に挑みました。自信を持って出航したのですが、あいにく普段の倍に強まっていた海流に流され、途中断念を余儀なくされました。変動する海流とどう向き合えばよいのか、謎と課題が残りました。

関連テレビ番組を無料視聴できます。

2016年度の草(ヒメガマ)舟をつくる作業2016年度の草(ヒメガマ)舟をつくる作業

2016年度の草(ヒメガマ)舟をつくる作業

島の若者たちを中心とする男女の漕ぎ手と、テスト航海の様子。島の若者たちを中心とする男女の漕ぎ手と、テスト航海の様子。

島の若者たちを中心とする男女の漕ぎ手と、テスト航海の様子。

その他の動画はこちら

2017年:竹筏舟の実験(台湾)

日本と台湾の共同体制の下、台湾で竹の舟の実験を行ないました。浮力・安定性と耐久性にも優れた舟ができましたが、期待したほど速度が上がらず、黒潮を越えるにはデザイン上の課題が残りました。一方で、日台の漕ぎ手が現地の海に慣れ、黒潮本流を体験し、GPSに頼らない航海術を体得するなど、2019年の本番航海へ向けて大きな前進がありました。各機関から応援・協力をいただき、運営体制も整ってきています。

※2018年にテレビ放送予定があります。詳しくは別途お知らせします。

2018・2019年:予定と最終目標

2019年に台湾→与那国島の航海を再現することが、私たちの最終目標です。巨大な黒潮を越え、遠く水平線の下に隠れる島へ向けて、おそらく3日間に及ぶタフな航海になるでしょう。

3万年前に使われた舟は、まだ不明です。今後、私たちは草と竹に加えて、丸木舟の可能性も探ります。帆は縄文・弥生時代ですら使われていないので、旧石器時代の舟は漕ぎ舟であったはずです。このように研究と実験を繰り返した後、3万年前として最も妥当なモデルを選んで本番の実験航海に挑みます。それをやり遂げたとき、祖先たちの海への挑戦の実態がわかってくるでしょう。

2016年度の草(ヒメガマ)舟をつくる作業2016年度の草(ヒメガマ)舟をつくる作業

台湾の山で伐採した竹を組み立てる
黒潮海域を行く竹筏舟

実施計画

2013年 研究会としてプロジェクトチームが発足(3月)、台湾予備調査(8月)、研究会(11月)
2014年 草束舟のテスト(8月)
2015年 研究会(2月)、草束舟のテスト(10月)
2016年 クラウドファンディングによる資金調達(2~4月)、
草束舟の実験(5~7月:与那国島)、研究会(6月)、台湾予備調査(8月)
2017年 研究会(1月)、国立台湾史前文化博物館と協定にサイン(2月)、
竹筏舟の実験(3~6月:台湾)、研究会(9月)、丸木舟の予備実験(10月:舞鶴)
2018年 研究と実験を継続して本番で採用する航海モデルを決める
クラウドファンディング、研究会
2019年 本番の実験航海
2016年度の草舟によるテスト航海の様子。

実験航海とその準備計画、 台湾から与那国島が見えるかどうかという調査、 縄文時代の丸木舟(掲載元:若狭三方縄文博物館常設展示図録)

活動資金

2016~2017年の活動は、クラウドファンディングとご寄付で実現することができました。
厚く御礼申し上げます。

今後の活動のために、さらなるご寄付・協賛を募っております。
別途、2018年に2回目のクラウドファンディングを実施する予定です。

寄付とクラウドファンディングの違い

  税の優遇措置 特典(リターン)
寄付 ×
クラウドファンディング ×

更に詳しく知るには

このホームページや、プロジェクトのフェイスブック ・ページをご覧ください

リーフレットダウンロード

プロジェクトの”これまで”と”これから”を一冊のリーフレットにまとめました。ダウンロード(PDF:2.3MB)できるようになっておりますので、プロジェクトがより多くの方に知ってもらえるようご協力いただければ幸いです。

航海プロジェクトのための書き下ろし本

日本人はどこから来たのか?海部陽介著 文藝春秋 2016年
代表の海部が航海プロジェクトのために書き下ろした1冊で、読んで頂ければその背景がわかります。アフリカ生まれの祖先たちがアジアへ進出し、日本列島へ至る途上にあったはずのドラマについて、現在の研究から言えることをまとめました。新聞・雑誌で多数紹介されています。