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アパトサウルスtop | かはくtop

作業日記

3月11日(月)

 
 骨格組立作業

 

 3週間に及ぶ解体状態も今日が最後です。組み立て作業は、解体作業を行ったスタッフにより手際よく次々といつもの場所へ収まっていきました。

 そうした作業の中、イラストレータの岡本さんはアパトサウルスの骨格をイラストに 書き起こすための最終確認を冨田先生と行いました。骨格写真の上に透明のシートを載せ、その上から特に注意して描写すべき箇所や写真の上ではわかりずらい影と輪郭の境目、そして実際には描かないレプリカの部分などをわかりやすく色で塗りわけ今後のスケッチ作業に備えます。岡本さんはここで確認したことに十分気を配りながら長い月日をかけて丁寧にスケッチを完成させていくことになります。
 また急な修復作業に備えて、円尾さんも待機しながら一部修復作業も行われました。なお一度骨が落下するトラブルもありましたが大事には至りませんでした。


 アパトサウルスの骨格は、一つ一つが大きなパズルのようです。向きを間違えると元の位置に納まりません。レプリカの場合は、穴をあけて金具を取り付けることも可能ですが、実物資料に穴をあけることはしませんので骨格の土台に載せています。その固定のためにテグスを使用して上から結びます。
 アパトサウルスは、午後3時過ぎにすっかり元通りに戻りました。明るい展示 室で彼らを見ることはしばらくないでしょう。

 展示室は、またいつもの薄暗く幻想的な空間に戻ります。しかし、アパトサウルスの研究はこれから新たにスタートします。イラストレータの岡本さんは、これから約1年かけて骨格標本を書き起こします。研究官の先生方もまた今回のデータを元にさらなる研究をすすめます。新たな発見があるかどうかはまだわかりませんが、今後も研究成果を引き続きお伝えしていきたいと思います。今後も国立科学博物館のホームページを是非ご覧ください!

 

3/11作業様子1
3/11作業様子2

イラストレーター作業様子
打ち合わせの様子
作業を進める、イラストレーター岡本さん。
骨を囲んで、念入りな打ち合わせが続く。

元通り戻されました。

国立科学博物館 地球館地下1階 
「アパトサウルス」


1日の作業の様子を動画で御覧いただけます。

「1日の様子」を見るためには、microsoft社のWindows Media Playerがインストールされている必要があります。こちらからダウンロードしてきてください。

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