国立科学博物館のシアター36○(サン・ロク・マル)は、「愛・地球博」(2005年日本国際博覧会、開催地 愛知県)の長久手日本館で人気を博した「地球の部屋」が移設され、2006年12月に当館常設展示としてオープンしました。

シアターの観覧者は、オープン2年後の2008年11月に100万人、オープン4年後の2010年12月に200万人を達成しました。このたび、サン・ロク・マルの名称にちなんで、観覧者360万人達成記念として360万人目の方に、記念品贈呈を行いました。

360万人目は、東京都よりお越しのご姉妹、山根美嘉江さんと矢農奈津江さん。それぞれのお子様である、啓生(ひろき)くん(2歳)、智久(ともひさ)くん(1歳)と親子でご来館され、林良博館長より、シアターの球体と同じオレンジ色の国立科学博物館限定バージョンのイマバリマフラーや、忠犬ハチ公のクリアファイル、常設展示コンセプトブック、国立科学博物館が隔月で発行する自然と科学の情報誌「milsil(ミルシル)」などのオリジナルグッズが記念品として手渡されました。

ご姉妹はこの日、智久くんに初めて見せようと、シアター36○を目的にご来館され、記念すべき360万人目となりました。智久くんのシアターを観覧した様子を尋ねたところ、「最初はびっくりしていましたが、そのうち手をつなぎながら、足元など色々な方向に目をやり、じっくり見ることができました。」とのこと。恐竜が好きな啓生くんは、3回目のご観覧。すっかり慣れた様子で、観覧後も元気いっぱいの様子でした。ご姉妹は「本当にびっくりしました!来る度に上映プログラムが違うので、楽しめます。」と、全球型の迫力のある映像を何度も楽しんでくださっているようでした。関係者より祝福を受け、子ども達二人はちょっと緊張しながらも、笑顔で喜んでいました。

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向かって左から、矢農さん親子、山根さん親子、林館長