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Chocolate the exhibition チョコレート展
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ZONE 2 チョコレートをめぐる歴史
チョコレートの起源は、マヤなど中米の古代文明で王族や支配階級の人たちに好まれたカカオの種子をすりつぶしてつくる飲み物でした。約4000年前から中米で神聖なものとして珍重されたカカオの飲み物は、16世紀にヨーロッパへと渡ります。そこで19 世紀半ば、私たちの知る「食べるチョコレート」へと生まれ変わります。
長い歴史の中で、カカオ、そしてチョコレートはどのように私たちと関わってきたのでしょうか。古代マヤ・アステカ文明や西欧社会でチョコレートのために使われた食器を再現展示し、チョコレートの歴史を振り返ります。
マヤ文明で使用されていたチョコレート容器
古代マヤ文明などで、カカオの種子をすりつぶして飲むときに使用した道具や食器類(複製)などを展示します。

マヤ文明で使用されていた
チョコレート容器(複製)
©The Field Museum, Relicas,
Photographer Amelia Larsen
チョコレート・ポット
アメリカ大陸からヨーロッパへ渡ったチョコレートは、広く知れ渡りました。このとき飲み物として普及していたチョコレートを楽しむため、様々に装飾された食器が作り出されました。本展では、当時のチョコレート・ポットやチョコレート・カップを多数展示します。

チョコレート・ポット(前田商店蔵、
日本洋菓子協会連合会提供)
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