1983年、東北大学工学部電気工学科を卒業した田中さんは、分析機器メーカーの島津製作所に入社しました。そこで携わることになったのは、生物の構成成分であるタンパク質の重さをはかって分析する機器の開発でした。電気工学科出身で化学のことなど専門外だった田中さんでしたが、化学実験に興味を持ち、常識にとらわれないユニークな研究を始めました。