|
高校時代、福井博士は化学があまり好きではありませんでした。暗記科目のように感じた化学よりも、数学や物理に興味がありました。「さて、大学では何を勉強しようか」。そこで福井博士の父親が京都大学工学部応用化学科で教授をしていた、遠い親戚の喜多源逸先生に相談しました。
すると、喜多先生は「数学が好きなら、化学だ。私のところへ来させなさい」というのです。当時は、数学の嫌いな人が化学にいくというのが常識でした。しかし、喜多先生の言葉から何かを直感的に感じた福井博士は、先生のアドバイスどおり京都大学工学部へ入学します。
|