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科博NEWS展示「東日本大震災被災標本のレスキュー活動」
東日本大震災で被災した博物館・科学館等の標本について、日本各地の博物館等によるレスキュー活動が始められています。国立科学博物館の職員も、被害にあった様々な分野の標本についてレスキュー活動の協力を行っています。
この度、科博NEWS展示「東日本大震災被災標本のレスキュー活動」として、現地でのレスキュー活動や、標本を受け入れてからの洗浄・修復の作業など、活動の詳細について紹介する展示を、解説パネル、実物標本をもちいて行います。
標本レスキュー活動および紹介する展示等を通して、被災標本の救済、社会における地震等に関する科学リテラシーの向上に貢献し、そして、被災地復興のための一助になりたいと考えております。
期間 平成23年6月28日(火)〜12月27日(火)予定
場所 国立科学博物館(上野本館)地球館1階 南側スペース
 休館日 毎週月曜日
 入館料 通常入館料のみでご覧いただけます。
展示内容
第1部 「海藻標本のレスキュー活動」(6月28日〜)
山田町立鯨と海の科学館及び陸前高田市立博物館の所蔵標本のレスキューについて
第2部 「押し葉標本の救済要請」(7月20日〜)
陸前高田市立博物館標本
第3部 「縄文〜古墳時代の人骨標本」(7月20日〜)
石巻文化センター標本
第4部 「ツチクジラ剥製標本レスキュー」(8月13日〜)
陸前高田市立博物館標本
当館のWebサイト中の「ホットニュース」にて「『東日本大震災被災標本レスキュー活動』− 藻類標本の救出」を掲載中です。
「科博NEWS展示」とは、社会的に話題性の高いその時々のニュースを取り上げ、関連のある展示室の一角などを利用して紹介するミニコーナーです。 過去のNEWS展示の情報は国立科学博物館ホームページデジタルアーカイブ「過去のミニ企画展」でご覧いただけます。
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