title:つくば蘭展2008

TSUKUBA ORCHID EXHIBITION & SYMPOSIUM 2008

− 開催期間 −

国立科学博物館 筑波実験植物園

平成20年12月7日(日) 〜 12月14日(日)

TSUKUBA ORCHID EXHIBITION & SYMPOSIUM 2008

− 展示・セミナー等 −

ランの多様性をきわめる

 ランといえば豪華な胡蝶蘭やカトレアのイメージが強烈ですが、ほんとうは、ルーペを使わなければ見えないほど小さな花もあれば巨大な蔓草もある、地球上でもっともバラエティ豊かな植物です。つくば蘭展は、「ランの多様性とその未来」にスポットを当てます。
 ランの形や暮らしぶりなどの多彩さをお楽しみいただくとともに、環境の悪化によって地球から消えていくランを救う方策を紹介 します。

宮本誠一郎 写真展
「礼文島のランと自然」

 北海道・礼文島在住の写真家、宮本誠一郎さんが記録した、レブンアツモリソウを初めとする礼文島のさまざまなランの野生の姿を紹介します。これまでほとんど紹介されなかった礼文島のランの全貌を、はじめてお目にかけます。

世界の野生ラン
‐つくばコレクションを公開します

 筑波実験植物園で系統保存している世界の野生ラン「つくばコレクション」から、開花中の貴重な野生種を150点ほど公開いたします。

礼文島の草原に咲くレブンアツモリソウ (写真 宮本誠一郎)
Cypripedium macranthos var. rebunense


美しい花をエキゾティックな雰囲気で

 協力団体の方たちが丹精込めて育てた作品を数多く展示します。 お花屋さんでは見ることのできない種類ばかりです。大温室のエキゾティックな雰囲気の中でお楽しみください。

「森の宝石」、「夜の香りの秘密」
‥‥‥企画展示もいろいろ

 だれも知らないランの不思議な世界をご覧ください。ほかのラン展ではけっして見ることのできない、美しく・おもしろく・ためになる展示です。


ランがもっとおもしろくなるセミナー、お気軽にどうぞ

 予約なしでご参加いただけます。

セミナー「ランはキノコを食べる」(プレ・イベント)

11月22(土) 13:30〜15:30
講師:遊川知久(筑波実験植物園)

 キノコの助けなしでは生きていけないラン。なぜ、そしてどのようにランとキノコの共生ができあがったのか、私たちの研究で明らかになった最新のデータを紹介します。

ランの多様性調査・保全実践講座「植物園ではランをどう保全しているか」

12月13(土) 9:30〜10:15
講師:鈴木和浩(筑波実験植物園)


フォーラム・みんなで学ぶラン作り「ランを長生きさせるコツ」

12月13日(土) 10:30〜12:30
アドバイザー:つくば洋蘭会会員の皆様

 お客様といっしょに問題を解決します。お育ての蘭がなぜうまく育たないか、どうすれば咲くようになるか、ラン作りのエキスパートにどしどし質問をぶつけてください。咲かない鉢もぜひお持ちください。きっと来年からは花が咲きます。

会場をご案内します

 ラン展の見どころを、専門家が詳しく説明します。予約なしでご参加いただけます。
  • 12月7日(日) 13:30〜14:30 遊川知久(筑波実験植物園)
  • 12月13日(土) 13:30〜14:30 斉藤正博(つくば洋蘭会)
  • 12月14日(日) 13:30〜14:30 鈴木和浩(筑波実験植物園)

ランの育て方・持ち込み相談コーナー

 会場内のつくば洋蘭会デスクで、栽培相談を受付けます。
苗をお持ちいただいても結構です。
(土日の10:00〜12:00と13:00〜15:00)

TSUKUBA ORCHID EXHIBITION & SYMPOSIUM 2008

− その他 −

協力

筑波大学農林技術センター、水戸市植物公園、水戸市植物公園蘭科協会、つくば洋蘭会、株式会社カネボウ化粧品

交通案内、入園案内などについて

 当館ホームページより 「アクセス・利用案内」 のページをご確認ください。
 なお、期間中の休園はありません。


✖このウィンドウを閉じる